このフレーズは海外ドラマ『フルハウス(Full House)』でジェシーが言ったセリフです。
There’s nothing more important to me than that.
感情が強くこもった一文で、英語らしいnothing の使い方がよく表れています。
直訳と意訳
直訳
「私にとって、それより大切なものは何もない」
意訳(自然な日本語)
「それが私にとって一番大事なんだ」
「何よりも大切なことなんだよ」
日本語では「一番」「最も」と言いたくなる場面ですが、英語では否定語 nothingを使って最上級の意味を表現しています。
nothing を使った最上級表現
基本構造
There is nothing more + 形容詞 + than ~
これは
👉 「~より〇〇なものは何もない」
👉 「~が一番〇〇だ」
という意味になります。
つまりこの文は、文法的には否定文ですが、意味としては強い肯定です。
なぜ nothing を使うのか
英語では、感情を強調したいときに
否定語+比較級
という形をよく使います。
- nothing more important
(これ以上大切なものは存在しない) - no one better
(これ以上良い人はいない)
直接
That is the most important thing to me.
と言うよりも、
👉 強く、感情的で、口語的
👉 本気度が伝わる
というニュアンスになります。
ジェシーのキャラクターにも非常に合った言い回しです。
to me の役割
important to me
→ 「私にとって大切」
ここで to me を入れることで、
- 客観的な事実ではなく
- 個人的な価値観・気持ち
であることを明確にしています。
英語では「誰にとって大事なのか」を明示するのがとても重要です。
類似表現と比較
- Nothing matters more to me than you.
(君より大事なものはない) - There’s nothing better than family.
(家族に勝るものはない) - No place is more comfortable than home.
(家より落ち着く場所はない)
すべて同じ構造で、強い気持ちを表現できます。
よくある間違い
❌ There’s nothing most important to me.
→ 最上級と否定語が混ざって不自然
⭕ There’s nothing more important to me than that.
→ 正しく自然な英語
英語では
nothing + more + 形容詞
という形をしっかり覚えるのがポイントです。
会話での使いどころ
このフレーズは、
- 家族への思い
- 価値観をはっきり伝えたいとき
- 感情を真剣に伝える場面
でよく使われます。
軽い雑談よりも、本音のシーンで使われる表現です。