このフレーズは海外ドラマ『フルハウス(Full House)』でジェシーが言ったセリフです。
You gotta break it in, you know? You gotta get the feel of it.
かなり口語的でネイティブ感の強い表現ですが、英会話では非常によく使われる要素が詰まっています。特に重要なのが gotta, break in, get the feel of の3点です。カジュアルな会話表現として、その意味とニュアンスを詳しく解説します。
直訳と意訳
直訳
「それを慣らさなきゃいけないんだよ。感触をつかまなきゃ」
意訳(自然な日本語)
「ちゃんと使って慣れないとダメだよ。感覚をつかまないとね」
「使い込んでみて、しっくりくる感じを覚えなきゃ」
ジェシーらしい、少し上から目線でアドバイスするニュアンスが含まれた言い方です。
gotta の意味と使い方
gotta = have got to / have to
- gotta:〜しなきゃいけない(非常に口語的)
発音は
/ˈɡɑːɾə/(ガラ)
/ˈɡɑːtə/(ガタ)
のように聞こえます。
例文:
- I gotta go.
(行かなきゃ) - You gotta try this.
(これ試さなきゃダメだよ)
このセリフでは
You gotta break it in.
You gotta get the feel of it.
と続けて使うことで、「当然やるべきことだ」というニュアンスを強めています。
※フォーマルな文章では使わず、会話専用表現です。
break it in の意味
break in は句動詞で、意味はいくつかありますが、ここでの意味はこれです。
break in:新品のものを使い慣らす
特に以下のようなものによく使われます。
- 靴
- 革製品
- 道具
- 楽器
例文:
- These shoes hurt because I haven’t broken them in yet.
(この靴、まだ履き慣らしてないから痛い) - You need to break in a new baseball glove.
(新しいグローブは慣らさないといけない)
つまり
break it in は
「それを使って慣らす」
という意味になります。
get the feel of it の意味
get the feel of ~
=「〜の感覚をつかむ」「コツをつかむ」
- feel:感触、感覚
- get the feel:感覚を得る
例文:
- I’m starting to get the feel of this game.
(このゲームの感覚が分かってきた) - It takes time to get the feel of driving a truck.
(トラック運転の感覚をつかむには時間がかかる)
この表現は、
理屈ではなく、実際にやって身につく感覚
を表すのがポイントです。
you know? の役割
you know? は意味を足すというより、相手に同意を求めるクッション表現です。
- 分かるでしょ?
- ほら、あれだよ
話し言葉で非常によく使われ、語調を柔らかくします。
文全体の構造とニュアンス
You gotta break it in, you know?
→ 使って慣らさなきゃダメなんだよ
You gotta get the feel of it.
→ 感覚をつかまないとね
つまりこのセリフは、
「とにかく実際にやってみろ」
「経験しないと分からない」
という意味合いになります。
類似表現
- You’ll get used to it.
(そのうち慣れるよ) - It takes some getting used to.
(慣れるのに時間がかかる) - You need some practice.
(練習が必要だよ)