このフレーズは海外ドラマ『フルハウス(Full House)』の中で、ジェシーが言ったセリフです。
You had this whole thing planned out.
短い一文ですが、plan out という句動詞が使われており、「plan との違い」がよく分からない英語学習者も多いポイントです。ここでは plan out の意味とニュアンスを中心に、このセリフを詳しく解説します。
直訳と意訳
直訳
「あなたはこの一連のことをすべて計画し終えていた」
意訳(自然な日本語)
「これ全部、最初から計画してたんだな」
「最初から全部段取りが決まってたんでしょ」
ジェシーのセリフなので、
驚き・呆れ・感心が混ざった言い方
というニュアンスになります。
plan out の意味と使い方
plan out の基本イメージ
「細部までしっかり計画する」
「最初から最後まで段取りを組む」
plan だけでも「計画する」という意味ですが、
out が付くことで、
- あいまいな計画 → ❌
- 頭の中で全部整理済み → ⭕
- 手順や流れが明確 → ⭕
という意味合いが強くなります。
plan と plan out の違い
plan
「計画する(ざっくり)」
- I planned a trip to New York.
(ニューヨーク旅行を計画した)
→ 行くことは決めたが、詳細は不明な可能性あり
plan out
「細かく計画する」「段取りまで考える」
- I planned out the entire trip.
(旅程を細部まで計画した)
→ 日程・移動・順番まで想定済み
この違いが、そのままこのセリフの核心です。
this whole thing の役割
this whole thing
→「この一件全部」
→「この流れ全体」
- this thing だけだと「このこと」
- whole が入ることで
一部ではなく全部
偶然ではなく計算済み
という意味が強調されます。
文全体の構造を整理
- You had
あなたは〜していた(過去完了) - this whole thing planned out
この一連のことをすべて計画済みだった
過去完了形が使われていることで、
「その時点より前に、すでに準備が終わっていた」
というニュアンスが明確になります。
このセリフの感情ニュアンス
You had this whole thing planned out.
この一文には、
- 偶然じゃなかったんだな
- うまくいきすぎだと思った
- 最初から仕組まれてたんだ
という気づきが込められています。
責めているというよりは、
「やられたな」
「一本取られた」
という感覚に近い言い方です。
ネイティブがよく使う類似表現
- You thought this through, didn’t you?
(ちゃんと考えてたんだろ) - This wasn’t random at all.
(全然偶然じゃなかったな) - You had it all figured out.
(全部分かってたんだな)
どれも「事前に計算されていた」ことを示す表現です。
日常会話での使用例
- She had the whole surprise planned out.
(彼女はサプライズを全部計画してた) - He planned out every detail of the presentation.
(彼はプレゼンの細部まで計画していた) - I didn’t realize you had this planned out already.
(もう全部考えてたとは思わなかった)
ジェシーらしさが出ているポイント
ジェシーは感情をストレートに表現するキャラクターです。このセリフも、
- 状況を一瞬で理解し
- 相手の意図を見抜き
- それをそのまま言葉にする
という、ジェシーらしい反応になっています。
planned out を使うことで、
「思いつきではない」
「計算ずく」
という点がはっきり伝わります。
覚えておくべきポイント
- plan out は「細部まで計画する」
- plan よりも準備万端なイメージ
- this whole thing で「全部最初から」を強調
- 過去完了で「すでに終わっていた計画」を表す
このフレーズを理解すると、英語の「計画」に関する表現が一段階自然になります。