このセリフは、『フルハウス(Full House)』でジョーイの父親が言った一言です。
とても丁寧で落ち着いた表現ですが、英語学習者にとって重要なのは
have a word with というイディオムの意味とニュアンスです。
Contents
セリフ全文
May I have a word with my son?
直訳と意訳
直訳
「息子と一言話してもよろしいですか?」
意訳(自然な日本語)
「息子と少し話をさせてもらえますか?」
「息子にちょっと話があるんですが」
強く叱る印象はなく、
落ち着いて、改まって話したいというニュアンスです。
May I ~ ? の丁寧さ
May I ~ ?
→ 「〜してもよろしいですか?」
can よりも丁寧で、
- 目上の人
- 改まった場
- 真剣な話
で使われる表現です。
ここでは、
「勝手に話す」のではなく
きちんと許可を取る大人の言い方になっています。
have a word with ~ の意味
have a word with 人
→ (人と)少し話す
→ 一言話をする
→ 真面目な用件で話す
雑談というよりは、
- 注意
- 確認
- 大事な話
を含むことが多い表現です。
a word が単数な理由
ここが重要なポイントです。
a word は
→ 本当に「一言」だけ
→ 長話ではない
→ 簡潔な話
というニュアンスを出しています。
そのため、
- have a word with ~(少し話す)
- have words with ~(口論する)
で意味が変わります。
比較
- I need to have a word with him.
(彼と少し話がある) - I had words with him.
(彼と口論した)
with を使う理由
have a word to ~ ではなく
have a word with ~ なのは、
→ 一方的ではなく
→ 相手と向き合って話す
という意味合いがあるからです。
my son が与えるニュアンス
my son と言うことで、
- 親としての立場
- 責任
- 真剣さ
が自然に伝わります。
感情的ではなく、
大人としてきちんと話そうとする場面に合った表現です。
よく使われる場面
- 親が子どもに話をしたいとき
- 上司が部下を呼び止めるとき
- その場の空気を壊さずに話を切り出したいとき
非常に汎用性の高い表現です。
類似表現
- Can I talk to you for a moment?
(少しお話しできますか) - I need to speak with him privately.
(彼と個人的に話す必要がある) - May I speak to my son for a minute?
(息子と少し話してもいいですか)
学習ポイントまとめ
- have a word with ~:少し真面な話をする
- a word:短く、要点だけ
- May I ~ ?:非常に丁寧な許可表現
- 落ち着いた大人の英語表現として使える