フルハウス

「You’re both crazy about me.」の意味と使い方|フルハウスで学ぶ英語フレーズ

このフレーズは海外ドラマ『フルハウス(Full House)』で、ジョーイが言ったセリフです。

You’re both crazy about me.

とても短く、シンプルな文ですが、英語特有の感情表現が詰まっており、日本人学習者が直訳で誤解しやすいフレーズでもあります。ここでは crazy about を中心に、このセリフの意味とニュアンスを詳しく解説します。

直訳と意訳

直訳

「君たちは二人とも、私について狂っている」

意訳(自然な日本語)

「二人とも俺のこと大好きだよね」
「二人とも俺に夢中だよ」

直訳の「狂っている」という日本語の印象とは違い、英語ではポジティブな意味で使われています。ジョーイらしい自信満々で冗談っぽいセリフです。

crazy about の意味と使い方

crazy about の基本イメージ

「〜が大好き」
「〜に夢中」
「〜にぞっこん」

crazy は本来「狂った」「正気じゃない」という意味ですが、about と一緒になることで意味が大きく変わります

be crazy about + 名詞 / 動名詞

  • I’m crazy about pizza.
    (ピザが大好き)
  • She’s crazy about him.
    (彼にぞっこん)
  • He’s crazy about playing the guitar.
    (ギターを弾くのが大好き)

感情の強さとしては、
like < love < be crazy about
のイメージです。

このセリフでの crazy about

You’re both crazy about me.

ここでは、

  • 両思いかどうかの真剣な話 → ❌
  • 冗談半分の自慢 → ⭕
  • 自意識過剰な笑い → ⭕

というニュアンスになります。

ジョーイは本気で「愛されている」と言っているわけではなく、
「二人とも俺のこと好きでしょ?」
という軽い冗談・自惚れ・笑いを取る表現です。

both の役割

both は「二人とも」「両方とも」という意味です。

  • You’re both tired.
    (二人とも疲れている)
  • They both like her.
    (二人とも彼女が好き)

このセリフでは、
「二人とも例外なく」
という意味を強調しています。

文の構造を整理

  • You’re both
     二人とも〜だ
  • crazy about me
     私のことが大好き

とてもシンプルな S + be + 補語 の形ですが、感情表現が強いため、会話ではインパクトのある一文になります。

love との違い

I love you

→ 愛情表現として重い
→ 恋愛・家族向け

I’m crazy about you

→ 感情は強いがカジュアル
→ 冗談・会話でも使いやすい

ジョーイが love ではなく crazy about を使っているのは、
本気すぎない距離感を保つためです。

ネイティブがよく使う類似表現

  • I’m really into her.
    (彼女にハマってる)
  • She adores him.
    (彼女は彼を溺愛している)
  • They’re obsessed with that show.
    (そのドラマにハマりすぎてる)

crazy about は、ポジティブで柔らかい表現として非常に使いやすいフレーズです。

日常会話での使い方

  • My kids are crazy about this cartoon.
    (うちの子たちはこのアニメが大好き)
  • He’s crazy about his new job.
    (彼は新しい仕事に夢中)
  • Everyone’s crazy about her cooking.
    (みんな彼女の料理が大好き)

恋愛だけでなく、物・趣味・人すべてに使えるのが特徴です。

ジョーイらしさが出ているポイント

このセリフには、

  • 自信過剰
  • お調子者
  • 場を和ませるユーモア

というジョーイの性格がそのまま表れています。

もし
You both love me.
だったら冗談としては重すぎます。

crazy about me にすることで、
「はいはい、そう思ってるのは君だけだよ」
と笑って流せる絶妙な表現になっています。

覚えておくべきポイント

  • crazy about は「大好き」「夢中」の意味
  • 直訳の「狂っている」は考えない
  • 冗談・自慢・軽い恋愛表現でよく使われる
  • 海外ドラマや日常英会話で頻出

このフレーズを理解すると、英語の感情表現がより自然に感じられるようになります。