はじめに
使役動詞とは、他の動詞と組み合わせることで、「〜させる」「〜してもらう」といった意味を持つ特別な動詞のことを指します。「make」「let」「have」は英語の使役動詞の代表格です。これらの使役動詞をうまく使いこなせるようになると、英会話の幅がぐっと広がります。
使役動詞の基本的な形
使役動詞 + 目的語 + 原形不定詞
この形をしっかり覚えることで、実際の文中での使い方がスムーズになります。
使い方
それぞれの使役動詞の特徴と使い方を詳しく見ていきましょう。
make
「make」は「〜させる」という意味を持ちます。強制的なニュアンスが含まれています。
- 彼は私を笑わせた。
- He made me laugh.
let
「let」は「〜させる」という意味ですが、許可のニュアンスが含まれています。
- 彼女は私にテレビを見させてくれた。
- She let me watch TV.
have
「have」は「〜してもらう」という意味を持ちます。他人に頼む、依頼するニュアンスがあります。
- 私は彼に車を洗ってもらった。
- I had him wash my car.
例文
実際の文を見ながら、使役動詞の使い方を学びましょう。
makeの例文
- 彼女は彼を泣かせた。
- She made him cry.
letの例文
- 彼は私にギターを弾かせてくれた。
- He let me play the guitar.
haveの例文
- 私は彼女に宿題を手伝ってもらった。
- I had her help me with my homework.
練習問題
以下の日本語の文を英語に訳してみましょう。
- 彼は私を驚かせた。
- 彼女は私に歌わせてくれた。
- 私は彼に荷物を持ってもらった。
解答
- He made me surprised.
- She let me sing.
- I had him carry my luggage.
まとめ
使役動詞「make」「let」「have」は英語を話す上で非常に重要な動詞です。今回の記事を参考に、それぞれの動詞の特徴と使い方をしっかり覚え、日常の英会話やライティングで活用してください。定期的に復習を行い、使役動詞をマスターしましょう!