「discreet」の意味と使い方
意味: 「discreet」は、「慎重な」や「控えめな」という意味で使われます。特に、人や物事について公表することなく、目立たないように行動することを指します。他人に配慮しつつ、言動に注意を払う際に使われる形容詞です。
発音: /dɪˈskriːt/（ディスクリート）
品詞: 形容詞
例文:
- Please be discreet about the confidential information you were given.（与えられた機密情報については慎重に扱ってください。）
- He made a discreet inquiry about the new job position.（彼は新しい職のことを控えめに尋ねました。）
「discreet」は、慎重で控えめな態度を示す際に使用され、他人の感情や立場に配慮することを強調する言葉です。公表してはならない事柄や、注意深い振る舞いに関連して使われます。
「discrete」の意味と使い方
意味: 「discrete」は、「個別の」や「分離した」という意味で使われます。何かが他のものと区別され、独立している状態を表す形容詞です。「離散的な」という意味合いで、特に数学や科学の分野でもよく使われます。
発音: /dɪˈskriːt/（ディスクリート）
品詞: 形容詞
例文:
- The project is divided into several discrete stages.（そのプロジェクトはいくつかの個別の段階に分かれています。）
- There are two discrete categories in this survey.（この調査には二つの明確に区別されたカテゴリーがあります。）
「discrete」は、何かが他のものと完全に独立していることを指すため、特にデータや分類、ステージなどが区別されている場面で使われます。
「discreet」と「discrete」の違い
「discreet」と「discrete」は、発音が非常に似ている（ほぼ同じ音）ため、混同しやすい単語です。しかし、それぞれの意味は大きく異なります。
- discreet: 「慎重な」「控えめな」という意味で、他人に配慮して行動する際に使われる。
- discrete: 「個別の」「独立した」という意味で、分離している、または明確に区別されているものに対して使われる。
この2つの単語を正しく使い分けるためには、文脈に応じて、慎重さを意味する場合は「discreet」、分離や独立性を意味する場合は「discrete」を選ぶことがポイントです。
ストーリー形式での覚え方
Story in English:
Sarah was always discreet when discussing sensitive topics, making sure not to reveal too much. Meanwhile, her project manager carefully separated the tasks into discrete parts to make them easier to manage.
日本語訳:
サラは敏感な話題について話すとき、いつも慎重に、あまり多くを明かさないようにしていました。一方、彼女のプロジェクトマネージャーは、作業を個別の部分に分けて管理しやすくしていました。
類義語
discreetの類義語:
- Cautious（慎重な）
- Prudent（用心深い）
- Tactful（気配りのある）
discreteの類義語:
- Separate（分離した）
- Distinct（明確に異なる）
- Independent（独立した）
練習問題
問題:
- She gave a ___ smile, not wanting to draw attention. (discreet / discrete)
- The results of the experiment were divided into ___ categories. (discreet / discrete)
- We need to be ___ when handling this sensitive issue. (discreet / discrete)
- The furniture was arranged in ___ groups throughout the room. (discreet / discrete)
解答:
- discreet
- discrete
- discreet
- discrete
