decentとdescentとdissentの違いを徹底解説 | 英単語比較辞典｜Know or No?分かった気になれる英単語比較辞典

Contents

「decent」の意味と使い方
「descent」の意味と使い方
「dissent」の意味と使い方
「decent」と「descent」と「dissent」の違い
ストーリー形式での覚え方
類義語
練習問題

「decent」の意味と使い方

意味: 「decent」は「適切な」「礼儀正しい」「満足できる」という意味を持ち、物事や人が一定の基準に達していることを表す形容詞です。日常会話では「まあまあ良い」「まともな」という意味で使われることが多いです。

発音: /ˈdiːsnt/（ディーサント）

品詞: 形容詞

例文:

She is a decent person who always helps others.
（彼女はいつも他人を助ける、まともな人です。）
The food at the restaurant was decent but nothing special.
（そのレストランの料理はまあまあだったが、特別ではありませんでした。）

「decent」は、特に社会的な規範に従っていることや、期待に応えられるレベルであることを表します。

「descent」の意味と使い方

意味: 「descent」は「下降」「降下」「家系・血統」という意味を持つ名詞です。特に何かが下に向かう動きや、誰かがどのような祖先を持つかを表すときに使います。

発音: /dɪˈsent/（ディセント）

品詞: 名詞

例文:

The airplane began its descent towards the airport.
（飛行機は空港に向けて降下を開始しました。）
He is of Japanese descent.
（彼は日本の血統を持っています。）

「descent」は、物理的な動きの「下降」だけでなく、人の「血統」や「出自」を表すこともあります。

「dissent」の意味と使い方

意味: 「dissent」は「意見の不一致」「異議」を表す名詞や動詞です。特に公式な決定や主流の意見に対して異議を唱える場合に使われます。

発音: /dɪˈsent/（ディセント）

品詞: 名詞・動詞

例文:

There was strong dissent within the group regarding the decision.
（その決定について、グループ内では強い異議がありました。）
He dissented from the majority opinion in the meeting.
（彼は会議で多数意見に異を唱えました。）

「dissent」は、特に政治や法律の場面で使われることが多く、多数派や公式見解に対する「異議」を表現します。

「decent」と「descent」と「dissent」の違い

これらの3つの単語は発音が似ていて、スペルも非常に近いため混同されがちですが、意味はそれぞれ大きく異なります。

decent: 「適切な」「礼儀正しい」という意味の形容詞
descent: 「下降」「血統」を意味する名詞
dissent: 「異議」「意見の不一致」を意味する名詞・動詞

「decent」は日常的な状況で何かが十分に良いことを表すのに対し、「descent」は物理的な動きや血統に関わる言葉です。「dissent」は、意見の違いを強調したい場合に使われます。

ストーリー形式での覚え方

Story in English:
During a flight, the plane made its descent smoothly. A decent flight attendant helped passengers feel comfortable. However, one passenger expressed dissent when asked to fasten their seatbelt.

日本語訳:
飛行中、飛行機はスムーズに降下しました。礼儀正しい客室乗務員が乗客を快適にサポートしていましたが、1人の乗客がシートベルトを締めるように頼まれた際に異議を唱えました。